魚住です。
from五反田のカフェ集
5月よりサルは7期に入りました。
前回のブログ更新時には、正直、最低限あげなければならない収益を超せるのかどうかが心配でした。
6期の上期では売上げも減り、下期に入っても中々上昇せず、正直辛かったです。
途中で、メンバーから売上げ目標の意味がそもそもないんじゃないか、という声がでるくらいずっと
目標未達成の月が続きました。
結果、最低限の収益はしっかりと超すことができ、前期より115%成長という結果となりました。
グラフをみると見事なV字回復ですw
目標達成率で言うと99.5%というある意味残念な結果ではありましたが、
6期最後まで頑張ってくれたメンバーの事を誇りに思います。
そのポイントは
・5期末のタイミングと比較して、6期末時点では、10人ほど働くメンバーが減っている中での115%成長
・6期の途中からビジョンを掲げて、制作工場から脱し、成果をあげるwebマーケティングを提供する事を徹底するよう意識改革してきましたが、成果を上げてのリピートプロジェクトが続出
・ビジョンを意識した自主的な動きが増えてきた
です。
6期は、サル始まって以来、人が多く辞めました。
全部で9名です。
上海に出稼ぎに行っているメンバーが3名いますので、日本のメンバーが12名いなくなったという事になります。
40名そこそこの会社にしては大きな変化です。
特に、創業期から参画してくれていた古株メンバーが数名辞めた事は変化の象徴だと思います。
細かな事を上げれば色々ありますが、俯瞰してみると、こういう事だと認識しています。
それまで、サルはカッコいいモノをつくりたい制作集団だったところから、
クライアントプロジェクトや自社サービスにおいて成果を創り上げるプロ集団になろう
という変化を納得して進むことを決めたか、
納得しなかったか
です。
6期は、社外経営者を顧問として迎え、強引に変化を進めたところがあります。
以前は、徹夜続きでも、仕事を一人で抱え続けるマネージャー
チームで仕事を進めるための仕組み作りを始めから諦めるマネージャー
などなど、一人でできる人だからこそ陥ってしまう悪循環がよく見られました。
10人前後の時は、それがすごい力となります。
ただ、30人を超す辺りから、無理がきます。ガタガタと崩れます。
なぜか、会社にこなくなり、家で仕事をするようになります。
そうでもしないと、仕事が回らないという事を言い始めます。
この問題にふたをして、人を増やし、とにかく売上げを上げ続けるか迷いましたが、
次にくる10億の壁を余裕をもって超すために、売上げ成長よりも社内の仕組み化を推進する
事に注力した6期でした。
(そもそも、単なる制作会社では、先は無いので迷ってもいられないのですが、、)
先輩経営者の方々と色々話しをさせてもらう中で、どこも経験されていましたが
ビジョン経営に踏み切ると絶対反対する人が現れる、それがコアメンバーという事は良くある。
そして辞めていく、初めは辛いことだが、結果的に、その管理下にあったメンバーの力が伸びて、
成長するよ。
まだまだ道半ばですが、その通りの状況が既に生まれています。
・仕組み化
・webマーケティングで成果を出すための教育、時間作り
・リーダー&マネージャーの育成
・クライアント価値の高い、レバレッジが効く商品作り
・自社サービスのトライ&成長と既存事業とのシナジー
6期では、どれもまだ4割程度の進捗状況です。
7期上半期には一通りやりきります。
最後に、サルの理念、ミッション、ビジョンについて。
●サルは、なぜ存在するのか?
わがままに生きる人をつくる、ためです。
詳細はこちら
http://sal.ne.jp/company/index.html
●サルがやるべきことは?
beyond the www
視線は常にwwwの向こう側へ。
インターネットを活用する人の事を真剣に考えて
関わる人の笑顔のために
今までに無かった新しいムーブメントをつくります。
クライアントには「確かな成果」を、生活者には「リアルなよろこび」を届けること。
SALはその実現のため、いつでも、明確に“もの申す”ことを信条としています。
●サルの目指す姿は?
PCやスマホ、マルチデバイス上で成果をだすUI設計、コンテンツマーケティングを提供する
アジア随一のクリエイティブエージェンシー
関係する全ての方々へ
働くメンバーの人生にとって価値ある会社となることはもちろんのこと
関わるお客様に対してより高い価値を提供する人間の集団として成長して参りますので
今後とも何卒宜しくお願い致します。