ブログ BLOG

先週末に上海出張から帰ってきました。                   
                                                                                        
サルは上海で、採用支援事業を展開しています。
日系企業に対して、日本語を話せる中国人を集めて紹介しています。

                                                                      
中国に進出してから4年が経ちました。

早いものです。
                                                                   
今回も思いましたが、中国で事業を展開することは大変だし、そこで働らくことも大変です。         
                                                                   
事業展開する上では、ルールが違うし、それがよく変わる。
当然政治的な影響を受ける。
税金と通信規制は特に痛いですね。
異なる文化のメンバーをマネジメントするのもやはり大変。

                                                                  
働らく上では、日本で普通にできている事ができないことがよくある。
すごく小さなことからいえば、
シャワーが出ないとか、
住むところを契約するのだって大変。

                                                                   
海外だと、どこで事業をするのも同じなのかもしれませんが、
一番は人の問題ですね。
中国事業の代表は1回変わっています。
大変すぎて折れてしまいます。

                                                                     
私自身は、2〜3ヶ月に1回いく程度なので
空気で喉を痛める
ホテルのシャワーが壊れていて使えない
水に当たって高熱、下痢
とかぐらいですが、
今までずっと上海で働いているメンバーは本当タフに頑張っているなと思います。

                                                                    

私たちの事業も、スタートからうまくいったりは全くせず、
4年経ってやっとのこと希望が目の前に現れたところです。

                                                                    
この間に上海から撤退していった会社の話はよく聞いていました。

                                                                  
私たちの会社の規模から考えると結構な投資をしてきました。

                                                                  
こんなに人もお金も投資しているぐらいなら、
日本の事業に集中した方がいいのでは?と考えることは何度もありました。

                                                                   
それでもなぜやるかというと目的があるからです。

                                                                  
・強い通貨「元」を稼ぐ

ということと

・中国で事業を展開するためのノウハウを構築する

です。

                                                                    
私には3歳の子供がいますが、子育てするにあたって
今後、日本だけで生きていけばいいとは決して言えないです。

                                                                  
少なくとも英語を小さなうちから話せるように機会は提供しています。
それは私たちの家庭だけでの話ではなく、周りも皆やっていますよね。

                                                                    
それはなぜでしょうか。

                                                                   
一つは危機感ではないでしょうか。

日本の人口は減り、市場が小さくなる中、
外国人をたくさん受け入れ労働力を確保するか
国外で稼げるようにするかをしていかなければならないと思います。

日本の借金も莫大にある中、円の価値が大幅に下がってしまう可能性もあります。

                                                                    
どうなるかは、わかりませんが、
数年後には優秀な中国人やその他外国人が
日本企業内で自分の上司になっていることはよくあることになっていると思います。
(日本の市場に魅力を感じてもらえず来てくれないかもしれませんが。)

                                                                  
サルも上記のことを考え、
円だけではなく、強くなる通貨を稼ぐことをトライしてきました。
オフショアではなく、その市場で収益を上げることです。

実際、私たちが進出を計画し始めた2012年では1元=11〜12円程度した、
今は18円です。一時は20円を超えましたね。

                                                                       

20円と11円では約倍です。
1000万円用意して中国に持っていっても、
500万円程度の価値しかないことになります。

逆に、元で稼いでいれば、日本円にした時
当時より倍の価値になっているわけです。
                                                                     
市場規模の縮小とこの通貨のポイントから
海外進出をする企業は増えていくと思います。

                                                                   
進出する時やはり重要なのは、現地のことがよくわかり、日本語を話せる人材です。

私たちはその採用を支援しています。

また、日本においてはインターネットを活用した集客支援を行なっていますが、
これも上海において構築したノウハウをクライアントに提供したいと思っています。

                                                                   
webマーケティング×人材×中国の掛け算をできることで会社の希少価値を高めたいと考えています。    
                                                                  
個人のキャリアもこの希少価値を高める事が重要です。

                       

上海でトライしているメンバーは、数年後大きな価値を手に入れている事でしょう 。

ページトップへ

ここ最近、サルでは新しいチームを作るために採用活動を行なっています。

そこで、20代の求職者の方と面接をする機会が多いです。

こちらの質問に対して、質問の意図を汲み取り返事をしてくれる方がいます。

やはり営業経験をしている人に多いです。
用意して来た話を言う事よりも面接がライブになりやすいです。                                                                           

そういう人は、営業先でもお客さんの意図を汲み取ることに一生懸命なれる人だろうなと思います。

私は、新卒の頃から営業職で働いていました。

昔は、マーケ担当や商品開発に憧れました。

営業をしている自分の事を、数字を追うばかりで価値が低いのではないか?
と考えた事が何度もあります。

                                                                                                                                                                                                                   
ただ、起業してからよく思いますが、
営業職をやっていて本当に良かったと思う事がたくさんあります。
厳しく接してくれた先輩方に感謝が尽きないです。

                                                                                              
例えば、
・「結論から話しなさい!」
 結論から話さないと聞いてくれない。

                                                                     
・目標数字までかなり乖離があるのに、期限ギリギリまで
 アイデアを出し行動する事を
 諦めさせてくれなかった。
 その結果、信じられないことに達成する事ができた。                                     
                                                                    

・目標までのギャップをまずは正確に出し
 ギャップを埋めるアイデアを出すことに集中する。
 毎日、実行とその変化を確認する。
 そしてまたアイデアを出す。                                                
                                                                          
例えば、この3点だけでも、なんとか今まで生き残れた重要なポイントと思います。                        

                                                                    

営業職をやっている方で、自分の価値が低いと感じ

このままではいけない、

プラスアルファのスキルを学ばなければならない

資格を学びスキルアップをしたい

と焦っている方がいますが、

まずは、今の自分の価値を再度見直してみてください。
                                                                             

自分が培って来た営業のスキルを棚卸しして
価値の再確認をする
次に身につけるスキルを考える。                                             

                                                                     
営業スキル×〇〇スキル=今後お客さんが求めるであろう価値(希少価値が高いもの)

を考えてみましょう。

希少価値を軸に考えれば、足し算ではなく、掛け算になりそうな事が想像しやすいと思います。

営業には、商売をやる上で、重要な要素がたくさん詰まっています。

最も重要な要素の1つは、
仕事をお客様から頂く事の大変さを知ると言う事です。

                                                                    
そして、自分たちの給料は、お客様のお財布から頂いているという事。

                                                                    
最後に、お客様からお金を頂けるのは、お客様の問題を解決する事ができるからだ、と言う事です。

                                                                                                                                     
これは、綺麗事ではなく、ずっと変わらない現実だと言う事を実感できたら
今やっている営業活動に大きな価値がある事が解るのではないでしょうか。  

                                                                                                                                    
その上で、サルをステップアップに活用してもらえればとても嬉しいです。

ページトップへ

皆さん

明けましておめでとうございます。

今年は私が起業してから10年になります。

サルも10期目を迎えます。

そして、スマホが登場してからも10年。

サルを立ち上げたばかりで、
iPhoneに興奮していた事を昨日のことのように思い出します。

今日の日経産業新聞に掲載されていましたが
スマホが登場したことによって、急激に縮小した市場と伸びた市場がありますね。

https://goo.gl/ReItVV

まさか、当時はここまで縮小するとは思いもしなかったものが多くあります。

私たちや私たちの子供達が生きていくこれからは、
このスピードがもっと早くなります。

厳しい現実ですが、その分、チャンスとスリルがあります。

それを実感できる毎日を過ごせる事がとても有り難いと思います。

本年も宜しくお願い致します。

魚住

ページトップへ