ここ最近、サルでは新しいチームを作るために採用活動を行なっています。
そこで、20代の求職者の方と面接をする機会が多いです。
こちらの質問に対して、質問の意図を汲み取り返事をしてくれる方がいます。
やはり営業経験をしている人に多いです。
用意して来た話を言う事よりも面接がライブになりやすいです。
そういう人は、営業先でもお客さんの意図を汲み取ることに一生懸命なれる人だろうなと思います。
私は、新卒の頃から営業職で働いていました。
昔は、マーケ担当や商品開発に憧れました。
営業をしている自分の事を、数字を追うばかりで価値が低いのではないか?
と考えた事が何度もあります。
ただ、起業してからよく思いますが、
営業職をやっていて本当に良かったと思う事がたくさんあります。
厳しく接してくれた先輩方に感謝が尽きないです。
例えば、
・「結論から話しなさい!」
結論から話さないと聞いてくれない。
・目標数字までかなり乖離があるのに、期限ギリギリまで
アイデアを出し行動する事を
諦めさせてくれなかった。
その結果、信じられないことに達成する事ができた。
・目標までのギャップをまずは正確に出し
ギャップを埋めるアイデアを出すことに集中する。
毎日、実行とその変化を確認する。
そしてまたアイデアを出す。
例えば、この3点だけでも、なんとか今まで生き残れた重要なポイントと思います。
営業職をやっている方で、自分の価値が低いと感じ
このままではいけない、
プラスアルファのスキルを学ばなければならない
資格を学びスキルアップをしたい
と焦っている方がいますが、
まずは、今の自分の価値を再度見直してみてください。
自分が培って来た営業のスキルを棚卸しして
価値の再確認をする
次に身につけるスキルを考える。
営業スキル×〇〇スキル=今後お客さんが求めるであろう価値(希少価値が高いもの)
を考えてみましょう。
希少価値を軸に考えれば、足し算ではなく、掛け算になりそうな事が想像しやすいと思います。
営業には、商売をやる上で、重要な要素がたくさん詰まっています。
最も重要な要素の1つは、
仕事をお客様から頂く事の大変さを知ると言う事です。
そして、自分たちの給料は、お客様のお財布から頂いているという事。
最後に、お客様からお金を頂けるのは、お客様の問題を解決する事ができるからだ、と言う事です。
これは、綺麗事ではなく、ずっと変わらない現実だと言う事を実感できたら
今やっている営業活動に大きな価値がある事が解るのではないでしょうか。
その上で、サルをステップアップに活用してもらえればとても嬉しいです。